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*Stereo-Nomadic-Orchestra*

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福井西武での作陶展、無事に終了。

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伊羅保釉縄文象嵌壷


案内状が手元に届かなかった都合上、本ブログで告知が出来ませんでしたが、福井市で個展を開催しておりました。。  自分も会場で初めて案内状を目にしました…。

 土日だけの在廊だったのですが、雨と不況の為、ほとんどひと気が無く、とても寂しい会場でした。福井県は今、リーマンショックの影響まっただ中だそうで、次は益子かとひやひやして居ります。


 そんな状況でしたので、日曜日は少しだけ越前市に遊びに行って参りました。越前市の武生という、鍛造刃物で有名な処です。   


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タケフ・ナイフヴィレッヂ

売店があり、隣の工場でさまざまな刃物の鍛造工程を見学出来るという施設です。
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ハンマーマシンで刃を加工する職人さんと、焼き入れ用の窯(多分)。くわえ煙草で作業する職人さんは実にカッコ良いです。



 売店で、ぺティナイフを見ていて、おばちゃんに質問しようと声をかけたところ、おばちゃんとお茶呑みしていた輪の中から、武生の刃物を世界に広めた鍛造師の佐治 武士さんが出て来られました。雑誌で見る写真よりも肌がキレイでしたので、一瞬疑いましたが紛れもなく本人でした。緊張でガチガチになってしまい、汗だくになってしまいましたが、話していると大変気さくな方で、刃物業界の話など、色々と1時間ぐらいお話して下さいました。
 
 近年は海外向けの仕事が多く、桜の樹皮をまいたり、装飾が派手な物を多く作られるそうですが、綺麗過ぎてとても使用出来ないので、
 「鍛造の刃物は刃の模様だけでも十分に美しいと思うので、柄の部分はリネンマイカルタ(布を樹脂で圧縮して固めたモノ)等のシンプルで実用的で狂いの無い物を好みます」 「10000円以上(ほぼ一生、大切に使用出来るという意味合いです。)で実用出来る範囲内のの価格で手に馴染むサイズの中で一番小さいモノが、自分にとっての最良刃物なんです」
 とお話したところ、
 「図面を書いてくれればレパートリーと別ラインで造るよ」 と言って下さいました。興奮モノです!!
陶芸の仕事柄、木や竹を切りだして道具を作りますので、ナタと切り出しのハーフの様な物と、バーベキュー用のぺティナイフを作って頂きたいと思います。デザインは本業の方にお任せした方が絶対に良いので、自分の手のサイズと使用目的だけお伝えしようと思います。




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今回の購入品。小さめの牛刀と、ぺティナイフの中間ぐらいのサイズです。バーベキュー等で大切に酷使したいとお伝えしたら、宅急便で皮製のシース(ケース)を送って下さいました。 本当に親切な方で感激でした。
 感激のあまり、福井店での業績の悪さなどどうでも良くなってしまいました。。さて、7月の益子での展覧会に向かってがんばります!!
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by kinoko-oniisan | 2010-06-29 18:12 | 本業関係。