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*Stereo-Nomadic-Orchestra*

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自作エフェクター!!

最近、エフェクターパーツのサイトでかわいいエフェクターのケースを見つけてしまい、何を作る訳でもなく思わず購入してしまいました。 
 自分は一人で楽器を演奏し、弾いたフレーズをループさせ、左右のスピーカーにフレーズをふりわけながら音を加工しながら重ねて行くと言うスタイルなのですが、愛用の A/B box(入力信号をA出力とB出力に切り替える装置)のジャックの位置など、気に入らない点が目立ったので、取り敢えず練習がてら 購入したケースに、レイアウトなんかを考えつつ移し替える事にしました。

 だんだん楽しくなって来て、次はトーン回路を通した“スイッチングボックス、トゥルーバイパススイッチ付き”(要するにレスポール等でやるスイッチング奏法がしたかったのです。こちらはボタン式ですが)を製作しました。エフェクターと呼べる程では無いですね? 


左がスイッチングボックス、右が A/Bbox 。
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ジャック位置を変え、いらない抵抗を取り外し、配線材はデッドストックのオールドベルデンに!!半田は勿論ケスター44です。





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プッシュスイッチは配線ご、がっちりパテで固めました。恐らく断線しないでしょう。トーン用のキャパシターはオレンジドロップです。楽器屋さんだと800円位するのですが、とあるパーツショップですと200円程で購入出来ます。
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裏はこんな感じです。首から下げたり譜面台に付けたりベルトに通したり‥‥‥‥‥              オシャレ。





 ふざけた仕様が楽しくなって、勢いづいてしまい、次はこんな物も作ってしまいました。
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エレキ・カリンバとボリューム&トーンボックスです。エレキ・カリンバは6〜7年前に一度作ったことがあったのですが、構造上の問題点が多かったために、色々と改良してみました。以前はハムバッカーピックアップに1ヴォリュームという仕様だったのですが、カリンバの鍵盤は意外と協力な振動をしますので、物凄くビリ付いた暴れた音となってしまいました。かなり弱めに弾いて丁度良いぐらいでした。  ですので、まず今回はピックアップ自体を弱めのシングルコイルのモノにして、ヴォリューム・トーン回路を追加する事にしました。 弾いた強弱も良く拾ってくれるのと、爪があたった音まで繊細に表現してくれて、良い選択でした。因みにピックアップが2個重なってしまっている箇所は、ポールピースを抜いて、磁力を弱めてあります。 配線はテレキャスターと同じ配線なのですが、またまたオレンジドロップ仕様にしてみました。テレキャス回路なので、勿論ハイ落ちしない様に、ハイパス用の抵抗も入れてあります。トーンを絞ってコモらせた音も面白く、何と言っても空間系のエフェクトの掛かり具合がとっても良い!! 結果、とても満足の行く結果となりました。
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ウラ蓋をアルミにして、アース線をとおしてあります。カリンバは常に底を持って演奏するので、こうすれば常にアースが効きますのでほぼノイズレスです。ある意味ギターよりもノイズが少ないです。エレキ・カリンバを製作する方(どれ位いるのでしょう?)のほとんどが見落としている点かも知れませんね。飽きたらダイム・スライムのカラーにしようと思います。



 右側の小さい箱はヴォリューム&トーンボックスです。ウチにはアコーティック・ギターやウクレレにコンタクトマイクやピックアップを取り付けている友人が良く遊びに来ますので、あると便利だろうと思いました。←?? また、エレクトリック・ギターのトーンを絞った音にこのトーンボックスを通して、さらにそのトーンを絞るとモコモコした音が更にモコモコして、すごく奇妙で面白い面白い音になりました。
 キャパシターはまたオレンジドロップで、配線材はウェスタン・エレクトリックのデッドストックと言う、贅沢な仕様です。2〜3台あっても良さそうなので、チョコチョコ作ろうと考えてます。可愛らしいので、キーホルダーにしてみました。  おふざけですね。 
by kinoko-oniisan | 2010-05-22 00:56 | 音楽関係。
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